Lightweight Language Tigerに行った
用事があって大分後半からしか見られなかった。
見た中で、特に印象的だったのは、並列化とLT。
並列化について:
話にあったとおり、時代はそっちに流れていくと思う。
しかし、これまた話しにあったとおり、それに対応させるには困難を伴うと思う。
何しろとあるアルゴリズムを並列化しますよっていうんだけで、ひとつの論文になるくらいだし(もちろん非自明であれば)
まあ、これまでの流れと同様に、あれもこれもライブラリになって、今と同様、ライブラリ組み合わせプログラミングになっていくんでしょうけど。
でも、どうやってもシーケンシャルにしか解けない問題っていうのは残るので、ある意味でそこがコンピュータの最初の高い高い限界になるんでしょうね。
ずいぶんメニーコア、はやってますけど、コア数ではどうにもならない部分どうするのっていうのは、あんま聞かないすね。
研究分野ではきっと言われてるんでしょうけど。
並列化時代にそこんとこうまくやるっていうのを考えるのも、悪くない気がします。
でも結局これまでの最適化系の話になってしまいそう。
その辺がソフトウェア屋さんの限界な気もします。
ちなみに電力がコア周波数の2乗になるってのは知らなかった。自分、出自は電気電子系なのに。
LTについて:
shibuya.jsのLTが本当にすごかった。
Javaをjsに変換して実行。すごく刺激を受けた。
なんか色々とやる気になった。
改めてこれからはブラウザがOSの代わりになるんね、というのを確認した。
のだけど、コードが丸出しになっちゃうのが何とかならないと、
その手のビジネスはどうにもなんないんだろうなぁ。難読化なんてjsでは限界ありそうだし。
しかしまあ、昔はあれほど嫌われ者だったjsちゃんが、
よくもまあここまでV字回復したものだと思う。
きっとこんな感じで、ホントは可能性に満ちているのに、
ユーザーがつかずに眠ってしまったものっていっぱいあるんだろうな。
Google Waveとかさ。
逆に、その辺のマイナー技術を触ってみるという方向性も楽しそうだ。
次回からは最初から参加しようと思った。
これで2000円は安い。一部しか聞かないなんてもったいない。
あと来場者の方々が、会場でTwitterとか内職とかしすぎてて笑った。
これからもそんなフランクな会であってほしいと思った。初めて行ったけど。